刀 無銘(長船真長) / Katana Mumei (Osafune Sanenaga)

商品コード:
katana mumei sanenaga1
販売価格(税込):
3,300,000
関連カテゴリ:
刀 太刀 / Katana Tachi
時代 : 鎌倉末期
国 : 備前国

証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣 鑑定書

外装 : 拵付白鞘入

刃長 : 2尺1寸5分
反り : 6分0厘
目釘穴 : 4個
元幅・元重 : 28.0mm・5.7mm
先幅・先重 : 19.2mm・4.1mm


Period : Late Kamakura 14c
Country : Bizen

Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Token

Fittings : Koshirae+Shirasaya

Length : 65.1cm (25.63inches)
Curve : 1.81cm
Hole : 4
Bottom Width,Thickness : 28.0mm・5.7mm
Top Width,Thickness : 19.2mm・4.1mm

長船真長は備前国長船派初代光忠の子で、長光の弟と伝えられています。観智院本によると、平左近将監とあり、正安(1299~1301)、嘉元(1303~1305)、延慶(1308~1310)の年号入りの作があり、この頃が作刀時代とされています。作風は丁子または小丁子、逆心のもの、直刃足入るものがあり、帽子は所謂三作帽子で、長光に似た作品と言われています。
本作は鎬造り、庵棟、鎬幅狭く、小切先伸びる体配で、鎌倉末期の作と思われます。地鉄は板目に小板目、杢交じり、地沸付き、総体的に乱れ映り立ち、刃文は匂い勝ちの直ぐ調に小互の目、小のたれを交え、小足さかんに入り、帽子はのたれ込んで丸く返る三作風の帽子となり、真長らしい素晴らしい出来です。外装は桐紋で揃えられた献上拵となっており、刀身と調和のとれた拵になっています。