脇差 備前国住長船七兵衛尉祐定作 明暦二年八月日 / Wakizashi Bizenkoku jyu Osafune Shichibeinojyo Sukesada saku A.D.1656

商品コード:
wakizashi sukesada1
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時代 : 江戸中期

国 : 備前国

証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣 鑑定書

外装 : 拵付白鞘入

刃長 : 1尺6寸3分
反り : 3分9厘
目釘穴 : 1個
元幅・元重 : 27.0mm・6.3mm
先幅・先重 : 21.0mm・5.0mm


Period : Mid. Edo 17c
Country : Bizen

Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Token Paper

Fittings : Koshirae+Shirasaya

Length : 49.2cm(19.4inchese)
Curve : 1.2cm
Hole : 1
Bottom Width,Thickness : 27.0mm・6.3mm
Top Width,Thickness : 21.0mm・5.0mm

天正年間(1573~1591)に長船村一帯で起こった洪水で長船鍛冶は殆ど全滅し、藤四郎一家のみが残ったといわれています。備前国住長船七兵衛尉祐定はその藤四郎祐定の嫡子で、永正(1504~1520)頃に活躍した与三左衛門尉祐定の五代孫と言われており、延宝二年(1674)に98歳で他界したと言われています。作風は古刀祐定を範とした互の目丁子を焼き、反り浅く、重ね幾分厚い体配で、業物でもあります。彼は新刀祐定の礎を築いた刀工で、その子に横山上野大掾祐定がいます。
本作は鎬造、庵棟、反り浅くつき、中切先の体配です。地鉄は板目つみ、刃文は沸勝ちに、丸い互の目、小互の目を主体として、所々、焼き頭に働きがあり、湯走り状となり、帽子丸く返る出来です。外装は黒呂色塗印籠刻鞘に縁頭とこじりは金鍍金七々子地に抱茗荷の家紋が入り、鐔も鉄地ながら、金象嵌の多い豪華な拵となっています。