刀 無銘 手掻 / Katana Mumei Tegai

商品コード:
katana mumei tegai1
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売却済 / Sold
時代 : 鎌倉末期
国 : 大和国

証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣 鑑定書
特別保存刀装 鑑定書

外装 : 拵付白鞘入

刃長 : 2尺2寸6分半
反り : 5分9厘
目釘穴 : 2個
元幅・元重 : 28.7mm・6.1mm
先幅・先重 : 17.5mm・3.1mm


Period : Late Kamakura 14c
Country : Yamato

Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Token
Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Toso

Fittings : Koshirae+Shirasaya

Length : 68.7cm (27.05inches)
Curve : 1.8cm
Hole : 2
Bottom Width,Thickness : 28.7mm・6.1mm
Top Width,Thickness : 17.5mm・3.1mm


大和手掻(てがい)派は奈良東大寺に従属した鍛冶で、東大寺の西の正門である輾害門(てがいもん)の外辺に居住して作刀したことから手掻の名があるといわれています。大和五派の中では最も繁栄した一派で、鎌倉時代正応(1288~1292)頃の包永を祖として、その後、南北朝、室町時代にまで及んでいます。
本作は無銘ながら手掻と極められた刀です。鎬造り、庵棟、反り浅く付き、小切先の体配です。地鉄は板目、淡く映り立ち、刃文は沸勝ちの直刃で、所々ほつれ、二重刃がかり、金筋交じり、帽子は焼き詰となっています。所々小錆があります。外装は青貝微塵杢目塗が見事な鞘で現在このような鞘を注文した場合は塗だけでもかなり高額なものと思われます。総金具は朧銀磨地に永字 三並び矢筈家紋が金具全体に据紋象嵌されています。鐔は安芸国住谷一軒の作で、彼は昭和12年(1937)生まれの白銀細工師で、広島呉市住でした。朧銀石目地の木瓜形に十字文環透で、こちらには家紋が配置されていませんので、鐔のみ後から注文したものと思われますが特別保存刀装鑑定書付の素晴らしい打刀拵です。半太刀拵の金具が付いているのですが、栗形の固定や目貫の表裏の配置から打刀拵となるようです。