縁頭 政随 群千鳥図 / Fuchigashira Shozui

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fuchigashira 259
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時代 : 江戸中期
国 : 武蔵国

証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会
特別保存刀装具 鑑定書

材質 : 鉄磨地 据紋象嵌 金摺り剥がし
縁サイズ : 37.8x21.2x14.0mm
頭サイズ : 35.1x20.5x9.6mm

Period : Mid.Edo 18c
Country : Musashi

Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Paper

Fuchi size : 1.49x0.83x0.55 inches
Kashira size : 1.38x0.81x0.38 inches


浜野政随は江戸中期の金工師で、元禄九年(1696)に江戸神田で生まれ、奈良利寿の門人となりました。一門の逸材として知られ、多くの門弟を育成し、後に浜野派の祖となり、横谷派、奈良派と並ぶ主要門流を形成し、一躍有名となりました。乙柳軒、味墨、半圭子等多くの号があります。作品は縁頭が多く、また鉄地の作品を多く残しています。明和六年(1769)七十四歳で他界しています。
本作は鉄磨地の縁頭で、ぷっくりとした千鳥が頭に二羽、縁に三羽据紋象嵌されています。千鳥は銀、真鍮、素銅でつくれており、その上から金の摺り剥がし工法が施されており、金の斑模様にそれぞれ変化が見られ、面白い景色となり、目は鋭く、口を大きく開けて鳴き叫ぶ千鳥の様子が表された素晴らしい作品です。